ずっと、書こう書こうと思って書かずにいた、B-sanネタについてついに書こうと思います。
まず、B-sanとは何なのか。
サンダル、ではないですよ。
B-san(ビーさん)
通称B-さん。
わたしの家の祖母の呼び名です。
もちろん本人は知りません。(もうそろそろ気づいているかもしれないけど)
主にわたしと兄と弟と母が使っています。
何故B-さんなのか。
簡単に説明しますと…
お婆ちゃん→お婆さん→婆さん→ばあさん→Baaさん→B-さん
みたいな。
呼び方にはほかにも、ブロッコb-(ブロッコビー。ブロッコリーをもじって)とかもあります。
「
黙れ、B!!!」
夕食時、婆さんと口論していた兄が、婆さんがいなくなってから言ったのが始まりでした。
何Bって?となり、B-さんとなりました。
なぜあの時口論していたのか。
たぶん、夕食の取り分のことで兄弟でもめていて、B-さんが口出しをしてきたからだったと思われます。
それだけに限らず、普段から婆さんは何かと口出しをしてきて、事を荒げる習性があったのです。
父曰く、
トラブルメイカー。
まったくその通りです。
わたしと弟が遊び半分でからかいあっていたときも、B-さんが介入してきたことにより、不快な気持ちになったことが何度あることか。
兄とわたしとで弟を馬鹿にしていたときも、B-さんが介入してきたことによって弟がマジギレし、戸棚のガラスが割れたこともあります。
これだけではありませんが、挙げるときりがないので、これぐらいにしたいと思います。
ここからは昔、実際にあったB-さんとの因縁を書きたいと思います。
昔(中2くらいの時)、父に反抗したとき。
次の日、学校が早くに終わって帰ってきたわたしの目の前になぜかBがいました。
寒くて早く自分の部屋に戻りたいわたしを引きとめて、Bはいきなり説教を始めました。
きっと、昨夜のわたしと父のやりとりを聞いていたのでしょう。
父親のいうことを聞くのは当たり前だとかほざくのです。
何言ってんの、このばばあ。と思いつつも我慢して聞きます。
てか、まずわたしと父がモメていた論点からして違っていて。
確かあの時は、テレビのリモコンが壊れていて、わたしがよくテレビを観るからわたしが壊したんだと、父が決めつけたのが原因で。
あの人はリモコンが思ったように動かないと、ラッコのごとく床に叩きつける(あんなにかわいらしくないですよ。リモコンが分解するくらいの勢いで叩きつけてますからね)から、ついに壊れてしまって、わたしが悪いんじゃないのに、人のせいにするもんだから、言い合いになったんです。
で、そんな話のかけらさえも知らないB-さんは、意味もなくわたしが父に対して反抗していると思ったんでしょうね。
無関係な説教をたれてきます。
昨日のことでイライラしているわたしは父のことなんて1㎜も考えたくない状態です。
でも、B-さんは延々と父の偉さを語ります。
しかも、あの人の中の父と、私たちの目の前での父はまったく人が違うという現実。
幻、ではないですけど、男尊女卑のあの人にとっては、フィルターがかかって見えているんでしょうね。
その現実を思い知らせてやろうと、ここぞとばかりに普段の父のことについて言ってやりました。
もちろん、あの人の悪態に限りなく近いです。
ついでに、育てが悪いからあんなんなんだとも言ってやりました。
そしたらあのB。
反論できなくなって、こんどはわたしの生活態度に矛先を向けました。
たしかにわたしも普段何にもやらない人間なんでね、文句を言われても当然なんです。
でも、だからと言ってダメな人間を育てたBに言われたくない。
Bがわたしのことについて挙げるたびに、それに対する父の話もしてやりました。
そしたらあの人は、言い放ちました。
「
親を親だと思えんやつは、うちの子じゃない!!」
と。
別にアンタの子じゃないしね。
あっそ、といって私は自分の部屋に行きました。
そして遊ぶ予定が入っていたため外に出ていこうとすると、Bが部屋から顔を出していいます。
「さっきはごめんね」
と。
でも、さんざん自分の愚痴を聞かされ、簡単に許せるわけがないじゃないですか。
だから無視して靴を履いていると、無視されたことに怒ったBが家を震わせるくらいの勢いでドアを閉めました。
外に出てしばらくして、財布を忘れたことに気づいて家に取りに戻ると、運悪くも鉢合せてしまい。
無視して部屋に行こうとしたわたしの耳にBの声が飛び込んできました。
「何で帰ってきとるんだ」
それは独り言のように呟かれたもので、彼女の本心を表していました。
はぁ!?と思ったのもつかの間、怒りに全身が震えてきました。
「じゃあもう帰ってこんわ」
気づいたときにはそう言い、部屋に戻って財布をひっつかむと、そのまま外に飛び出していました。
とりあえず、Bとモメたことと帰りが遅くなることを母に連絡し(とばっちりを受けるのは母なので)、友人の家にいきました。
友人に家であったことを話し、10時くらいまで、家に居させてもらいました。
理解のある友人とその家族に泊まっていくことをすすめられましたが、次の日も普通に学校があったため、仕方なく帰ることにしました。
家に帰ると、Bの泣き声と、父の怒鳴る声。
妙に晴れた顔をする母に出迎えられました。
「ご飯は?」
「ご馳走になってきた」
そんな会話を交わし、Bの顔をみることなく部屋に戻って風呂に入って寝ました。
次の日の朝も、Bさんと顔を合わせないように家を出、帰るのも9時過ぎまでずっと本屋で立ち読みをしていました。
そんな日がしばらく続いて、2週間くらいBさんを見かけることなく平穏な日々を過ごせました。
結局は、Bさんに泣きつかれ、母に夜遅いから早く帰ってこいと注意され、元の生活に戻ったんですが、あの時の恨みはいまだに忘れることができません。
わたしの場合はこんな感じで、まだ丸く収まるほうなのですが、これが弟となると家がどんどん破壊されていきます。
ドアが外れたり、壁に穴があいたり、ガラスは割れるは、置物が破壊されるは。
弟は、基本的にわたしや母相手だと暴力で反抗するのですが、父や兄やBが相手だとなぜか物に当たる習性があるため、家がどんどん壊れていきます。
ついこの前も、何を言いあっていたのかわからないのですが、
「二度とその面見せんな!!!」
という弟の怒鳴り声で目が覚め、弟がドスドスと音を立てながら二階に上がってきたのです。
自分の部屋に籠って、壁を蹴る音。
何があったのか聞こうにも、ことがあった直後にその話題を口にするのは自殺行為にも相当します。
なので何があったのか分からないのですが、またBがなにかをやらかしたのだけは確実です。
こんなのがね、まだ偶になら良いんです。
でも、あの人は学習能力がないから、いっつも同じことを繰り返して、部屋で一人怒って、反省して。
馬鹿らしい。
ほんとにね、トラブルメイカーですよ。
常にね、誰かの恨みを買っているっていう。
そのくせ、嫌われてるでしょ?とか気にして。
嫌われてない方がおかしいと思いますよ。
孫に親の愚痴を言うんだもの。
誰だって、自分の親を悪く言われたら気分悪いだろうに。
そんなことも分からないんですかね。
わたしが父の愚痴をあの人に言ったとき、あんなにも怒っていたくせにさ。
とにかく、うちのB-さんはこんな感じの人間です。
今日、B-さん解禁したんで、これからかなりの確率でB-さんネタを書くと思われます。
愚痴ばっかになると思いますが、なんとか付き合ってやってください。
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