今日もバイトがあったのですが、午後からだったので、母と祖父母とわたしの4人で出かけました。
ちなみに母方の祖父母です。
B-さんじゃないです。
B-さんとなんて買い物したくないからね。
近所のデパート(?)に行って、なぜか振袖をみることに。
わたしが大学に入学したぐらいから、おばあちゃんが何かと電話をかけてきていたのは知っていたけれど、その内容がなんだったのか、今日やっとわかりました。
いやいや気が早いんじゃない、と逃げ腰のわたしに対して母と祖母はいろいろと物色をしています。
そしたら店員のおじちゃん登場。
「着付けてみましょうか」
マジすか!!?
いや、わたしいいですよ。遠慮します。
というのを捕まえられ、着させられました。
希望の色ある?と聞かれたので、緑と答えたら、即却下。
誰に?って。
おじちゃんです。
あなたには暖色系が似合う、と言われました。
何それ、普段のあたし否定されてる?
普段着に暖色系なんて一握りしかありません。
ほとんどが緑とか黒とか。
最近は白も増えてきたけど、でも、1割みたいな。
でも、おじちゃん。
そんなことを言っておきながら、最初に着付けたのは黒色のものでした。
アレ、おじちゃん?!
そしたら、納得がいかないのか、違うな…とぼそりと呟いて、今度は赤色に。
内心、暖色系かよと焦りつつも、着てみたら、コレが案外かわいい。
赤って、派手なイメージがあったから避けていたけど、意外にそうでもなく。
ふ~ん、と眺めていました。
そしたら、おじさん今度は納得いったのか、良い、良い、と横で鼻息混じりにうなずいていました。
母たちもさっきの黒よりはと頷いていました。
試しに他の色も当ててみたのですが、黄色とか白とかよりも赤のほうが自分的にもしっくりきました。
ちなみに、ピンクは全身全霊で拒否しました。
赤い生地を基に、帯やら帯締めなどを選んだのですが、並べてある帯の値段を見て、わたしは驚愕しました。
250,000円
えっ、と一瞬腕が止まって、ゼロの数を数えました。
お母さん、コレ、ゼロの数間違ってんじゃない。
思わず口にしてしまいましたよ。
柄的には別の4万のヤツと大して変りないのに、生地が違うだけで、この値段の差。
確かに触り心地が全然違いました。
でも、20万も違うって…
てか、それだけでレンタルの場合の料金を超えてるからね。
もう目の毒だと思って、値札をみるのはやめました。
大体のものが決まって、振袖に合う鞄と草履をみて。
そしたらわたしの足のサイズにあう草履がなくて、おじちゃんが焦っていました。
わたしの足は結構小さいので、普段から靴探しは大変です。
Sでもあまってしまうので、中敷きを入れてみたりもするのですが、それでも歩いていると踵が抜けます。
なので、パンプスはストラップで踵を固定できないと履けません。
足袋を履いて、草履を履いてみるのですが、やはり踵が余る。
21cmなんてサイズ、20歳にもなって履ける人、いませんよね…。
仕方ないので、特注という形になりました。
その後に髪飾りを見ていたのですが、これまた値段が。
1万超えてんすけど。
気が小さいあたしには、こんなもの着けられません。
しかし何もないのは寂しいよ、と言われたので、お値打ちなものを選んでおきました。
それでも、結構な値段だったよ。
わたしのバイト10時間分くらいの金額でした。
てか、気づいたらもう買う流れになっていることにわたしは驚きました。
もう買っちゃうの?!わたしの成人式、再来年ですよ!!?
しかし、来年になってから用意していては遅いとのこと。
いまぐらいに用意するのが順調らしいです。
それに振袖は洋服みたいに大量生産というわけにはいかないので、一着ないしは数着しかありません。
売れてしまったら、それっきりなのです。
だから自分が好きな柄を着たいのなら、早くに準備すべきとのこと。
そうなのか、と納得する反面、わたしがいいたいのは他のこともあって。
てっきり、何件かまわってみてから決めるとわたしは思っていたわけです。
なのに、1件だけで決めてしまうって…。
もし他の店に行って、そっちのほうが好きな柄があったらどうするのだろうか。
自分の寸法に合わせて作ってもらうのだから、取り消しは効きません。
だからわたしはてっきり、もっと吟味してから買うと思っていた。
しかし母たちはおじちゃんの言葉にまんまと乗せられ、お金を支払ってしまいました。
わたし的にはなんだかな、です。
いや、結構可愛い感じだったので、割と満足していますよ。
でも、できることならばもっといろんなものを見てみたかった。
そして、緑がやはり心残りです。
寒色系がダメでも黄緑系なら、いいんじゃ…。
てか、なんだかんだで、わたしの意見はほとんどスルーされたっていうね…。
アレ、主役って誰だっけ?!
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